ゆっくり落ち着いたプライベート空間?注文住宅に中庭を作ろう
中庭のある家は、外からの光を取り入れやすく、家の中が明るくなります。
ですから、注文住宅を建てるのであれば、中庭を作りたいと考える人も多いでしょう。
ですが、中庭にはメリットもデメリットもある為、よく考えて決めることが大切です。
中庭を作ることのメリットとデメリットは?
中庭のメリットは、通常よりも多くの光が入ってくる為、家の中が明るくなることです。
更に、中庭というのは四方、もしくは三方を建物に囲まれた空間の為、しっかりとプライバシーが守られています。
ですから、外からの視線を気にする必要のない、快適なプライベート空間となります。
注文住宅で中庭を作る場合のデメリットは、居住スペースが減ることです。
敷地面積が広い家の場合は、中庭を作ることで明るく快適に過ごせることになりますが、
敷地面積が狭い家に中庭を作ると、居住スペースが圧迫されてしまいます。
更に、中庭の位置や大きさによっては、生活動線に支障が出てしまうこともあります。
中庭を作る場合の施工費はどうなる?
中庭のある注文住宅を建てる場合、施工費は通常よりも高くなります。
それは、施工に手間がかかるだけでなく、一般的な住宅と比べて壁が多く、資材等のコストも多くかかる為です。
その為、中庭のない注文住宅を建てる場合よりも、施工費は高額になります。
ただ、施工費は中庭の種類や大きさによっても変わってきます。
予算に限りがあるのであれば、注文住宅の依頼をする時に、まず予算を伝え、その範囲内で施工可能な中庭を選んでいくことがおすすめです。
中庭を作る時に、理想の広さや見た目にこだわりたいというのであれば、しっかりとした予算を用意しておくことが大切です。
植木などを植える場合の維持費はどれくらい?
注文住宅の中庭のなかでも人気が高いのが、植木が植えられた中庭です。
家の中からいつでも緑を眺めることができるようになれば、リラックス効果を期待することができます。
ただ、植木を植えた場合、維持費が必要になります。
植木の剪定を依頼すると、低木でも3,000円程度、高木になれば15,000円程度は必要になってきます。
日給制や時給制となっている場合、1日20,000円から30,000円程度が相場となります。
ですから、植木の維持費というのは安いものではありません。
剪定を依頼しない場合でも、植木を良い状態に保つ為には、肥料や手入れも必要になります。
必要性や維持費などの面からもよく検討しよう
注文住宅に中庭を作る時には、本当に必要かどうか、維持費は大きな負担にならないかどうかをしっかりと考えておく必要があります。
メリットも多い中庭ですが、デメリットになることもある為、よく検討をした上で、結論を出していくことがおすすめです。