注文住宅購入を成功させるために必要なこと3選
家族みんなの「こうしたい・ああしたい」を叶えてくれる、注文住宅。
全てが既存のものである建売住宅に比べ、自由度が増すものの、その分注意すべき点が多くなります。
問題が発覚するのは大抵建ててしまってから。「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、
必要な条件・知識をきちんとおさえておきましょう。
基本中の基本のひとつ！業者は何を基準に選ぶ？
注文住宅購入を成功に導く最大の要が建築業者です。
業者選びが住宅の出来の善し悪しを左右すると言っても過言ではありません。
おさえるべきポイントとして、その業者が得意とする住宅・工法を知ることです。
自分が作りたい家はどんな家で、どういった作業・工法が必要か、
どのメーカーならば可能なのかをきちんとおさえておかなければなりません。
また、耐震構造や断熱、その地域の気候に応じた造りなど構造面の対策が充実しているかどうかも見るべきです。
反対に、実績を見ても乏しい業者は避けましょう。いくら安くても、
業績をあげられない業者に依頼すると、傾いた家を建てられる危険性もあるのです。
訪問したときに、担当の方と話してコミュニケーションがとれるか、メリットデメリットを正直に話してくれるか、
などその人・その業者とそりが合うかどうかもひとつの基準となります。
建てたあとも長く付き合うため、パートナー選びと思って慎重にチョイスしていきましょう。
家族の人数が変わるかも？将来設計に即した間取り
注文住宅を成功するためには、長期的な目も持たなくてはなりません。
3〜5年の間は快適でも、10年・15年と経てば生活サイクルや家族構成もどんどん変わっていくでしょう。
購入する当初はご夫婦2人でも、数年後にはお子さんが生まれるでしょうし、
子どもの人数分、大きくなった時用に子供部屋が必要になります。
ひょっとしたら、10年後にご両親と同居しているかもしれません。
その場合は、リフォームを視野に入れた建築方式にしておいた方が良いでしょう。
人数や利用頻度によって、給湯器の規模やシステムも大幅に変わります。
お家で仕事をするスタイルの場合は特に、動線や使いやすさを意識した家作りが必要です。
家も見た目は大事！気持ちよく暮らすための外観
注文住宅の花形と言っても差し支えのない、
「外観」。独特なデザイン、スタイリッシュなフォルム、シンプルなカラーなど、
注文住宅ならではの個性的かつモダンなデザインを表現できる重要なファクターのひとつです。
それだけに外観で迷ってしまう方も多いといえます。現在人気のテイストは、
和風・和風モダン、洋風・洋風モダン、シンプルなスタイルと続きます。
北欧テイストも最近人気を伸ばしています。外観のテイストを絞ることで内装も決まってくるので、
外観も妥協せずしっかりと計画を練りましょう。
成功するためのポイントとしては、材質もさることながら、カラーリングです。
白地は汚れが目立ちやすく、黒地は暗くなりうがち。
カラーでも、緑は年月が経つと苔やカビが生えているように見えたりします。
周囲の家とのバランス、住宅のデザインと照らし合わせながら、
それぞれのカラーの特色を念頭に置いて選ぶことが大切です。
趣味と実利を兼ねた住宅を実現するために
注文住宅購入を成功に導くには、パートナーとなる業者選び、
そして入念な計画とイメージ作りが必要不可欠です。
趣味・理想だけを重視するのではなく、
実用性・将来性を考慮した上で家作りの計画を立てるようにしましょう。
