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建築コラム

洋風とは勝手が違うのか?注文住宅で和風建築を建てる場合

 

近年、日本文化の見直しとともに、和風住宅を建てたいという人も増えてきています。
和風住宅には、洋風住宅にはない注意点がいくつかあります。費用や工法、畳部屋の在り方など、押さえておきたいポイントについてまとめました。

和風建築と洋風建築で施工費に違いは出るのか?

和風住宅は洋風住宅に比べると割高である、とよく言われます。しかし実際のところ、多くの建築会社では、和風建築と洋風建築に違いを設けていません。つまり坪単価はほとんど変わらないと言っていいのです。
ではなぜ、和風住宅は費用がかかってしまうのでしょうか。それは建築会社の標準が洋風住宅になっているからです。建築会社では和風にするための施工をオプションとして加算していきます。「和室や床の間を作る」「屋根瓦を乗せる」などしていくと、標準仕様にプラス追加費用がかかります。そのため坪単価でみると1割から2割ほど高額になるのです。
また、昔ながらの工法にこだわり、建築士や大工などに依頼をするとなると、更に費用が必要になってきます。

畳や床の間など和風建築だからこそ考えなければならないことは?

畳部屋や床の間は、和の雰囲気を倍増させてくれる素敵な空間です。ただしこれらは、暮らしの中で十分活用していけるか、作る前に考えてみる必要があります。せっかく作ったのに使わないのでは無駄になってしまいます。畳は掃除が大変ですし、床の間は書や花を飾ることができる空間ですが、活かしきれないとただの無駄な空間になってしまうおそれがあります。
注文住宅なら、すべてを和風にする必要はありません。外観だけ和風にして、内装は現代的な使い勝手のいいものにするということも可能です。せっかく家を建てるのであれば、使わない部屋を作ってしまわないようにしましょう。

内装を和風で統一するなら… 家自体は鉄筋と木造どちらにすべき?

内装を和風にするなら、やはり昔ながらの木造にするのがおすすめです。木造は使う素材にもよりますが他の工法よりも費用が安く済みますし、間取りなどに融通が利くメリットがあります。和風住宅を建てたいという人には、昔ながらの家で安心した生活を送りたいという人が多いです。そんな人にとって、木に囲まれることによって生まれる精神的な安心感は非常に大きな利点と言えるでしょう。
とはいえ、絶対に木造にこだわるべきという訳ではありません。広い空間を作りたいなど、洋風の特徴をうまく取り入れたい場合は、鉄骨を選択するのもいいでしょう。木造に比べて耐震性や強度が高いというメリットもあります。

畳の張替えなど和風建築の維持費はどれくらいかかる?

和風建築では、畳の張替などの維持費が必要になります。一概には言えませんが、6帖部屋の畳の表替えで、かかる費用は5万円前後というところが多いようです。洋風住宅では必要にならないこういった費用は、あらかじめ頭に入れておく必要があります。

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