完成した注文住宅をチェックする!チェックリストにはどんな項目を設けるべき?
注文通りの間取りや内装になっているか?
水回りや屋根などに施工不備はないか?
水回りや屋根に施工不備がないか確認することは大切です。水栓の締まり、給排水設備から水漏れの有無、天井の点検口からの目視などをチェックリストにしていきます。水栓やガス栓などは、しっかりと回せるか確かめることは大事です。また、水漏れがないか実際に水道をひねってチェックするようにします。屋根の施工の不備に関しては見える所からの確認しかできません。しかし、天井の点検口から目視することができれば内部を確かめることができるのです。そこで、雨漏りがあれば屋根の不備を発見することができます。また、屋根裏に配管や配線が通っていることがあるので、整理されているか見てみましょう。
壁や床は薄すぎないか?
壁や床が薄すぎないかもチェックリストに入れて確認するべきです。床では、あらゆるところを歩いてみて、ギシギシ音がするところや段差になっているところがないか調べる必要があります。床や壁が薄いと、隣の部屋や2階の足音や声が漏れてしまい快適に暮らすことができません。実際に床や壁をたたく、大きな声を出すなどしてどのぐらいの防音効果があるのか確認することも大事なのです。また、床が水平でないとめまいや吐き気など健康被害が出る場合があります。転がりやすい物を置いてみる、水平器を使用するなどして、床が水平になっているか確認することも大切なのです。
不安なら自分の注文を書き取ったメモを元に業者にひとつずつ確認しよう
注文住宅は設計から相談をして、なるべく住みやすい家にするために時間を掛けて作るものです。引渡し前に不安に思うことがあれば、あらかじめメモに気になることを書き、業者にひとつずつ確認するといいでしょう。自分で実際に見ながら確認するためには限度があります。業者に相談することで、実際にメジャーや水平器などを用いて確かめてくれるはずです。