どうせならより似合うものを!無垢の家に合うインテリアとは
自然素材が注目され、人気が高まっているのが無垢材です。1本の木から切り出された無垢材は木の質感と温もりが感じられます。上質な天然の無垢材を用いた歴史ある神社仏閣などは風格もあり頑強さを証明しています。
そんな無垢の家に似合うインテリアを選ぶコツを紹介します。
そもそも無垢の家とは?
1本の原木から、必要な大きさの角材や板材を切り出したものを無垢材と呼びます。その無垢材を建材や内装材として建てられた家が無垢の家です。
無垢材による建築の特徴として耐久性に優れていることがあげられます。古来からの日本の建築文化として深く根付き、歴史的な神社仏閣なども天然の無垢材による建築物でその耐久性を証明しています。天然の木は伐採されても呼吸しています。その呼吸による調湿作用が結露やカビを防ぎ、空気をきれいにして室内を快適に保ってくれます。
また、無垢の家は、周囲の温度に影響を受けにくい木の持つ断熱性で、夏は涼しく冬は暖かさを感じることができます。
ナチュラルインテリアがおすすめか?
無垢材は木の色が時間が経つにつれ変化してきます。オイルなどで塗装されている場合もありますが、その色の変化も楽しむことができます。
そのため、インテリアもナチュラルなものが似合います。
無垢の家であれば、木や土など自然をイメージする色や柄が似合います。きなりやアースカラーなどを中心に組み合わせていくのも良いでしょう。同じきなりやアースカラーでも微妙な色合いのものを重ねてコーディネートしていくのもおしゃれです。
インテリアの素材も木やコットン、麻などの自然素材の物を選ぶのもおすすめです。木は種類や加工の方法によって同じ木でも雰囲気が変わります。
逆に避けた方が良いインテリアってある?
インテリアで「ナチュラル」といっても、古民家のような素朴なスタイルから、都会的でスタイリッシュなスタイルまで様々なタイプがあります。
木製のアイテムをメインにコーディネートする場合でも、白などの明るいイメージから飴色や茶色などのダークな落ち着いた雰囲気まで木の色や種類、塗装によって表情が違ってきます。メインのアイテムの色や質感がばらばらだと、空間がまとまらなくなります。
自分が求める「ナチュラル」がどのようなイメージなのかを明確にして選ぶことが、まとまりのある空間にするポイントになります。
素材もビニールやプラスチックは自然素材からはかけ離れたイメージが強く避けた方が良いでしょう。
自分の好みと家の雰囲気… どちらを重視する?
無垢の家のインテリアは「ナチュラル」がポイントになりますが、都会的で機能的なインテリアが好みの場合は家の雰囲気も大事にしながら、自分の好みをアクセントとして加えてみるのも良いでしょう。家は寛げる場所でもあります。住む人が心地良いと感じられるインテリアでコーディネートしましょう。