最近よく聞く断熱材… もちろん注文住宅にも必須!そのわけは?
注文住宅を建てる際に必須なのが断熱材です。断熱材には、多くのメリットがあり快適に過ごすためには重要になってきます。そこで、断熱材を入れる理由や相場、完成後の追加などについて説明しますので参考にしてみてください。
断熱材は何のために入れる?
注文住宅で断熱材を入れる理由は、快適に過ごす、室内の温度差を減らす、光熱費を減らす、家族や家の寿命を延ばすなどです。断熱材は、暖かさや涼しさを逃さないようにします。
これにより、しっかりと断熱気密をするので少ない冷暖房でも快適に過ごすことができるのです。
さらに、光熱費を減らすこともできます。断熱材を使用していれば、冷暖房を利用して室内の温度を均一にすることができるので、窓の近くが極端に寒いなどの不都合がありません。また、カビや結露がしにくく家の寿命を長持ちさせます。寒暖差が激しいと心筋梗塞なども恐れもあるので、家族の健康を守ることもできるのです。
断熱材の相場はどれくらい?
断熱材には様々な種類があり、それによって費用も異なります。よく使われるものは、「ロックウール」と「グラスウール」です。「ロックウール」は、鉱物から造られたもので、繊維に多くの空気を取り込んでいるので断熱性や保湿性が高くなります。吸音性や耐火性にも優れ、一般住宅以外にも大きな施設や工業地帯でも使われるものです。「グラスウール」とは、ガラスを原料としていて繊維が絡み合うことで空気の層を構成しています。どちらも、一棟当たり約25万円~30万円程度が相場です。その他にも羊毛やポリエステルでできたものは約50万円、セルロースファイバーは約100万円程掛かります。
完成後に断熱材を抜いたり増やしたりはできる?
注文住宅の完成後に断熱材を抜くことや増やすことは可能です。しかし、手間と費用が掛かるので、注文住宅を建てる際にはあらかじめしっかりとした断熱材を入れておくことが望ましいでしょう。断熱材の工事の際は、床や壁をはがす方法と、はがさずに他の箇所から入れる方法があります。はがさない場合は、床下や天井などから入れるので数日で終わり簡単にリフォームすることが可能です。はがして断熱材を抜く、入れるなどの施工をする場合は、日数が掛かるので仮住まいが必要になる場合があります。どちらの方法でも家を改修することになるので、なるべく先にしておきましょう。
断熱材は快適な暮らしに必要不可欠!良いものを入れておこう
断熱材は、快適な暮らしをするには必要なものです。あらかじめ良い素材のものを入れておくことで、家を長持ちさせ健康的に過ごすことができます。また、断熱材の費用が掛かってしまっても、最終的に光熱費は安くなるので損はしません。注文住宅を建てる際は、良い断熱材を選択するといいのです。