知っておいて損はなし!無垢の家の坪単価はどれくらい?
家を建てるにあたって、坪単価を気にする人は多いです。 坪単価とは家を建てる時の1坪あたりにかかる建築費で、 最終的な建築費の目安となるものです。 そもそも坪単価とは何を基準に決まっていて、 無垢の家を建てる場合には何に気をつければいいのかをみていきます。
坪単価はどのように決まる?
無垢の家を建てたいと考えた時、まず気にするのは坪単価ではないでしょうか。 坪単価とは家の本体価格を階段を含む延床面積で割ったものです。 家の建築にこだわり本体価格が上がれば上がるほど、 坪単価は高くなっていくということです。 また坪数が少ない家の方が坪単価が安いかといえば、そういうわけでもありません。 家の基本的な構造を作る部分の費用は家が大きくても、 小さくてもそれほど変わってこないからです。 このように坪単価だけをみて家の建築を決めるのではなく、 自分のこだわりを詰め込んだ家にすると全体としていくらかかるのかを算出し、 そこから検討してみることが大切です。
坪単価の高さイコール家の良さなのか?
坪単価を算出する時の家の建築費には、基本的に家に関わる全ての費用が含まれています。 そうなると、家の内装や設備もこだわったものが使われていれば、その分坪単価は高くなります。 しかしそれが家の良さに直結するとは言い切れない面もあります。 内装や設備もある程度良いものを取り入れた家と、絶対に無垢の家にこだわりたいと考えて 内装などの素材に関しては妥協せず、そのかわり設備に関しては少し妥協して取り入れた家。 坪単価は前者の家の方が高いかもしれません。しかし一生の買い物となる家ですから、 どちらが自分にとっての「良い家」なのかを考えて選んでみると坪単価の高さと家の良さは、 イコールではないのかもしれません。
坪単価が業者によって微妙に違う!どちらを選べば良い?
坪単価が業者によって違ってくるのは、その業者ごとに標準仕様の設備が異なるからです。 仮に安い方を選んだとして、標準仕様では足りないものや、イメージに合わないものが出て きて追加していけばその分家の建築費は高くなっていきます。おのずと坪単価も高くなるのです。 ですから坪単価だけをみて、安いか高いかで選ぶことはおすすめしません。 まずは自分の建てたい家の絶対に譲れない部分を決めておいて、 そこが業者の算出した坪単価を出すときの建築費に含まれているのかどうかをチェックして、 追加で料金がかかるようならそれを含めた坪単価を出してもらい、検討してみるのが重要です。
坪単価で損をしないために相場は知っておこう
家を建てる時には無垢の家にこだわりたいと考えるなら、 初めから無垢の家をもとに出された坪単価を知る必要があります。 自分のこだわりを含めた上での坪単価の相場を知り、業者を選ぶことがもっとも大切なことなのです。