相場は？高くなる場合とは？注文住宅における外構費用について
注文住宅を建てる時は自宅はもちろん、外構にもこだわることが大切と言えます。外構は作る人間それぞれのこだわりが反映される物で、素材や作り方によっては費用が高くなるケースもあるため注意が必要です。そこで今回は、外構費用の相場と高くなるポイントについてご紹介します。
外構費用の相場はどれくらい？
自宅の敷地のスペースを利用して行う外構は、敷地の大きさや設置する構造物によって費用が異なるのが特徴です。
ガレージなど大掛かりな物を作らないシンプルな物であれば、100万円以内の予算で済ませることもできます。逆に細部にまでこだわって作る場合は、数百万円の費用が掛かってしまうケースも珍しくありません。
そのほかにも、使用する素材でも費用は変わってくるので、住宅に掛かる費用の1割前後を目安に値段設定をすると無理のない範囲で工事が可能です。外構費用を一括で支払うのが難しい時は、住宅ローンの中に一緒に含めてしまえば支払う利息が少なくできて負担の軽減にも繋がります。
業者によって値段が違うことはある？
外構の工事を依頼する時に、やることは決まっているのだからどこの会社に頼んでも同じと考える人も少なくありません。しかしこれは大きな間違いで、実際には会社によって工事に掛かる費用は大きく異なります。なぜなら同じ施工であっても、それぞれの業者によって扱っている材質も違えば工事に携わる人間の人件費なども違うからです。そのため、依頼をする時は必ず複数の業者から見積もりを取って比較をすることが大切になります。
この時に費用の安さだけで判断してしまうのは良くありません。せっかく防犯の目的でフェンスやシャッターを設置したのに、安さで妥協したせいですぐに壊れてしまったということにならないためにも、値段と安全面の両方を重視することが必要です。
費用が高くなるのはどんな時？凝った外構とは
外構は作る物によって値段が変わってきますが、高額になりやすいポイントの一つが車関連です。マイカーを所持している人は生活の利便性から自宅に駐車場を設置しようと考えるケースも少なくありません。この時に、盗難を防ぐためにガレージに取り付けるシャッターを手動と電動のどちらにするかで費用に数十万円の差が出ます。車を複数台所持していて、横に並べて駐車をする場合はさらに費用が高くなるので注意が必要です。
そのほかにも、門や塀なども高額になりやすいポイントと言えます。門や塀を設置しない外から家が見えるオープンタイプであれば低予算での工事が可能です。しかし、生活のプライベートを確保するために外から一切確認できない高い塀や門を設置すると素材によっては100万円前後の値段の違いが出ることもあります。
外構はあった方が良い！なるべく費用は出しておこう
注文住宅を作る時にどういった外構にするかはそれぞれの個性が出ます。外構は家にとって必須ではありませんが、あるとないとでは外からの景観や防犯面で大きく異なるため、無理のない範囲内でできる限り予算を使って作ることが大切です。
