40坪で注文住宅を建てる!間取りはどうすれば良い?
延べ床面積40坪の注文住宅を建てる場合、住む条件に合わせた間取りを考えることが大切です。住む条件にはどのようなものがあるのか、失敗しない注文住宅を建てるには何を注意すればよいかを詳しく紹介していきます。
40坪ってどれくらい?部屋は具体的にいくつ作れそうか
総務省統計局が発表した平成28年版の日本統計年鑑によると、一戸建て住宅の延べ床面積は全国平均で131.72平方メートルです。
約132.2平方メートルある40坪の場合、都市部ではやや広め、全国的には平均的な広さです。注文住宅を建てる場合、延べ床面積40坪あれば余裕をもった間取りができ、廊下や玄関を広くとったり趣味の場所を配置したりすることもできます。
また、間口が広ければゆったりとしたリビングダイニングを持つことも可能です。一部屋当たりの大きさをどれぐらいにするかにもよりますが、間取りを工夫することで5部屋までは無理なく設計することができます。
40坪が余裕なのは大体何人家族まで?
注文住宅で延べ床面積40坪の間取りを考える場合、一階にリビングダイニング、キッチン、客間を造り、二階に自室を配置するのが一般的です。
夫婦と子ども1人の3人家族であれば自由な間取りを設計できますが、部屋の数にこだわりたい場合は全体の間取りを工夫することで、夫婦と子ども3人、計5人家族まで余裕をもって生活することが可能です。
一方、介護が必要な場合や車イスや杖を使う生活をあらかじめ考慮する場合は、生活動線となる廊下や脱衣場、トイレなどの大きさを広く取っておくことが大切です。付き添いも含めて4人暮らせる環境であれば余裕を持った生活が可能です。
広めにとりたい部屋とそうでもない部屋を分けてみよう
子どもは何人いるか、祖父母は健在か、といった家族構成によって最低限必要な部屋の条件が変わってきます。
趣味の部屋はどれぐらいの広さにするか、収納スペースをどれぐらい確保しておくか、など生活スタイルに合わせた間取りを考える必要があり、最も広くとっておきたい部屋、ある程度の大きさがあればよい部屋を、家族全員の意見をすり合わせながら決めることが大切です。
一家団らんを重視したい場合は、リビングダイニングを大きくすることが一つの選択であり、40坪の注文住宅であれば20畳までは無理なく設計することができます。個々が静かな空間を求めるならば、個人部屋を確保しましょう。
作りたい部屋のイメージが大体できあがったらパズルのように組み立てよう
作りたいイメージが出来上がったら、それぞれの部屋を配置して延べ床面積40坪の注文住宅を作っていきます。
必ずしも望み通りの間取りにはならないこともありますが、妥協点を見つけ後悔しない注文住宅を目指しましょう。